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砕石ブログ

骨材粒度は粗目?細目?

2024-05-01
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 JIS規格においてコンクリート用砕石の粒度範囲が規定されています。生産された骨材の粒度分布がJISの粒度範囲におさまっていればJIS製品としては合格ですが、もとめられる生コンの用途によって粒度は変わってきます。

 JISの粒度範囲ど真ん中を通る中央線で2分割して下限値側を粗目、上限値側が細目とみることができます。(3分割して粗目・中目・細目とみる場合もあります)

粗目の特徴
強度・耐久性が向上します。高強度コンクリートや耐久性がもとめられるプレキャスト製品に向いています。

細目の特徴
表面仕上げがよく、流動性があがります。外構工事のように表面を滑らかに仕上げたい生コンに向いています。

 粗骨材・細骨材でも同様の傾向がありますが、実際、配合(骨材の種類、水セメント比、密度、細骨材率、混和剤など)で生コンの品質は大きく変わります。

 とにかく、骨材屋さんは安定した粒度の骨材を提供することが大事なため、日々、ふるい網や機械のセットの確認を怠りません。
Y.D.
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